LINKIN PARK:"MINUTES TO MIDNIGHT"(2007)
ワーナーミュージック・ジャパン (2007-05-16)
売り上げランキング: 4170

今までと違う雰囲気
ミクスチャー要素は大幅に薄れたアルバム
リンキン♪
これは
The Little Things Give You Away !世の流れから、ミクスチャー、ハイブリッド・メタル的な要素が減退する事は予想していたが、ヘヴィでメタリックな要素まで減退するとは思わなかった。
極端に言えば、U2やBON JOVIあたりにも通じる普遍的なロック・アルバムを狙ったように仕上げられている。楽曲の良し悪しは別として、3、5(U2の"With Or Without Youを彷彿とさせる)、7、9、10、12と静的な楽曲の比重が多く、このような大人びた、落ち着いた作風を目指すとは…初期2作に熱狂した若いリスナーはさぞ、驚いたんじゃないだろうか?
私はラップ・メタルなんて大嫌いな嗜好なのだが、このバンドがやっている事は凄いと認めざるを得ない部分があったので、このような作品に仕上がったことは少々、残念。新世紀のロック・バンドとして、他のアーティストでは決して感じられない驚きを披露してもらいたかった。
11、12でギター・ソロをプレイするという試みが成されてるが、こういうスタイルに慣れていないというか、決して上手ではないと感じるほどの違和感がある。
クレジットを見ると、ストリングスの導入も記載されているが、近頃流行のゴシック・メタルのように、それらが主旋律を担ってしまうようなものではなく、あくまで色づけとして使われている。この辺りには、バンドが安易な方向性の転換を選択したわけではない事を示唆していると思う。
ま、収録された楽曲個々の出来は決して悪くはないし、キャリアもまだまだ続くバンドだと思われるので、今後、どのような作品をリリースして来るか、まだまだ判らない。どんなバンドでも試行錯誤する時期はあるからね。過度期の作品として次作を期待するとしよう。
1. Wake 1:41
2. Given Up 3:09 ←黒矢オススメ
3. Leave Out All The Rest 3:29
4. Bleed It Out 2:44 ←黒矢オススメ
5. Shadow Of The Day 4:50
6. What I've Done 3:25
7. Hands Held High 3:53 ←黒矢オススメ
8. No More Sorrow 3:42
9. Valentine's Day 3:17
10. In Between 3:17
11. In Pieces 3:38
12. The Little Things Give You Away 6:23
↓Bonus track
13. Faint[Live] 2:46
All Songs Written By LINKIN PARK
All Lyrics By Mike Shinoda and Chester Bennington
Produced By Rick Rubin and Mike Shinoda
Chester Bennington:Vocals
Rob Bourdon:Drums,Background Vocals
Brad Delson:Guitars,Background Vocals
Joe Hahn:DJ
Phoenix:Bass,Background Vocals
Mike Shinoda:Vocals,Guitars,Keyboards
All Strings Conducted By David Campbell
↑収録曲全てをまとめてみました。2."Given Up"、3."Leave Out All The Rest"、8."No More Sorrow"がビデオ・クリップで、7."Hands Held High"がYouTubeユーザーによる自作ビデオですが、曲の雰囲気を良く掴んでいます。 ビデオ・クリップは2、7が演奏シーン中心で、3はSF調の凝った作りです。






