ZENO:"ZENO"(1986)
EMIミュージック・ジャパン (1993-10-20)
売り上げランキング: 117376

壮大な人間賛歌。完璧なアルバム。
ひょっとするとこれは究極的な名作かも!元SCORPIONSのギタリスト、ウリ・ジョン・ロートの弟、ジーノ・ロート率いるバンドのデビュー作。
当時、雑誌のレビューが良くて、最初は貸しレコード屋で借りた。で、あまりにも素晴らしいアルバムだったので、是非買わなくては、と思った。当時、丁度CDプレーヤーが普及してきた頃で、CDで買おうと思っていた作品がこれとゲイリー・ムーアの「WILD FRONTIER」。理由はどちらもギター・プレイとメロディが繊細でエモーショナルだったから。
ところが、いよいよ念願のCDプレーヤーを手に入れても、このアルバムが売ってないんだ、何処のお店にも。要は廃盤になって、バンドも解散してたのだ。その後も、テープをノビノビにしながら聴き続けた。’93年に、このバンドから別れて誕生したフェア・ウォーニングがブレイクして、待ち続けること8年、遂に再発されたときは嬉しかったねぇ。
音は叙情的なメロディが脈打つハード・ロック。宗教音楽、ゴスペル的な要素があって、リフが弱めの曲も多く、ハード・ロックと形容するのには無理な曲もあるが、他では聴くことの出来ない類の音楽だ。
ヴォーカルのM・フレキシグの天を衝くかのごとき、ハイ・トーン・ヴォーカルの美しさには神々しさすら感じる。ジーノ・ロートのギター・プレイをはじめ、各メンバーの演奏もツボを得たもので、圧倒的な完成度を誇る。ハード・ロック・ファン以外の方が受け入れられるかもしれない。私の母も大いに気に入っているからね。
自然や神への賛歌の如き歌詞も素晴らしい。"Eastern Sun"にはじまり"Sunset"に終わるアルバムの流れも完璧だ。
ちなみにリマスター盤が発売になったので、本盤は現在は母が聴く為、実家にある。
1. EASTERN SUN(Z.Roth) 4:46 ←黒矢オススメ
2. A LITTLE MORE LOVE(U.W.Ritgen) 3:48 ←黒矢オススメ
3. LOVE WILL LIVE(Z.Roth) 4:43 ←黒矢オススメ
4. SIGN OF THE SKY(Z.Roth) 3:58 ←黒矢オススメ
5. FAR AWAY (Z.Roth)4:34 ←黒矢オススメ
6. EMERGENCY(M:Z.Roth/L:U.W.Ritgen) 3:01 ←黒矢オススメ
7. DON'T TELL THE WIND(Z.Roth) 6:11 ←黒矢オススメ
8. HEART ON THE WIND(Z.Roth) 5:16 ←黒矢オススメ
9. CIRCLES OF DAW(Z.Roth)N 3:53 ←黒矢オススメ
10. SENT BY HEAVEN(Z.Roth) 4:50 ←黒矢オススメ
11. SUNSET(U.W.Ritgen) 0:35
Produced By Terry Manning & ZENO
Zeno Roth:All Guitars,Harmony Vocals
Michael Flexig:Lead & Harmony Vocals
U.Winsomie Ritgen:All Basses,Harmony Vocals
Stuart Elliot:Drums,Percussion
Chuck Burgi:Drums On 1
Rudy Kae:Drums On 9
Carl Marsh:Keyboards
Don Airey:Keyboards
↑2. A Little More Loveと3. Love Will Liveのビデオ・クリップ。前者は初めて見たとき、天を衝くようなヴォーカルにぶったまげた。後者は…曲調とビデオの内容がミス・マッチで辛い。






