SINNER:"MASK OF SANITY"(2007)
Foundry (2007/02/20)
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ドイツのバンドというとHelloweenをはじめとするメロディック・スピード・メタル的なものを想像してしまうが、これはもっとレイド・バックした感じ。
聴いていて「ちょっとThin Lizzyみたいだな」と思っていたら、ラストのボーナス・トラックでそのThin Lizzyのカヴァーを収録していた。元々そういうイメージで制作したのかもしれない。マット・シナーのヴォーカル自体、そんなに声域が広いわけではないので、フィル・ライノットのヴォーカル・スタイルを参考にするというのは判りやすい構図ではある。そこにマット本来の男くさい熱い表現が上手くブレンドされて仕上げたという感じだ。
ちなみにツイン・ギターのハーモニーもかなりフィーチャーされているが、これはThin Lizzyをパクっているようなものではなく、いかにもSinnerらしいものなのでご安心を。
ただ、今のスピード/ブルータル・メタルに馴染んだ若いリスナーがこれを聴いてどう感じるのか…こういう音はライヴで見聴きする事で、より素晴らしさが感じられると思うんだけど。'80年代以前からHM/HRを聴いているリスナーには楽しめるはず。
1. THE OTHER SIDE 4:02
2. DIARY OF EVIL 4:35
3. BADLANDS 3:52
4. BLACK 3:59
5. THUNDER ROAR 5:16
6. THE SIGN 4:27
7. REVENGE 3:35
8. UNDER THE GUN 3:42
9. CAN'T STAND THE HEAT 3:41
10. NO RETURN 4:40
11. LAST MAN STANDING 3:30
12. BABY PLEASE DON'T GO 4:30
Produced By Matt Sinner
Matt Sinner:Vocal & Bass
Tom Naumann:Lead Guitars
Frank Rossler:Keyboards
Christof Leim:Guitars
Klaus Sperling:Drums
↑2. DIARY OF EVIL、4. BLACKのビデオ・クリップ。曲調がアリーナ・ロック風に仕上がったせいか、映像もアメリカナイズされたようなオネーちゃんが登場している。ただ、剛毅なあんちゃんというイメージのマット・シナーにこうしたビデオは…合わないよなぁ。笑いのネタになりそうだ。





