SCORPIONS:"HUMANITY HOURⅠ"(2007)
Sony BMG Music Entertainment (2007/08/28)
売り上げランキング: 33323
ヘヴィな1が流れてきたとき、嫌な予感がしたが、全体には最近のスコーピオンズらしい、クラウス・マイネのヴォーカルに焦点を据えたメロディアスな作品だ。デズモンド・チャイルドの起用もこうした作風には良いサポートになったろう。
ウリ・ロート在籍時の叙情性、'80年代のカミソリ・リフを経て、最近のギターの役割は良く言えば柔軟で臨機応変、悪く言えば節操がないというか…6のリフはザック・ワイルドかと思ったし。ソロもコンパクトにまとめられていて、個性や主張は失われたよね。
無駄にヘヴィな1はスキップするとして(苦笑)、デズモンド節炸裂のキャッチーな2、6、10、バラードの4、7、力強い11といった辺りが私は気に入った。あと、起伏のある8は異色じゃないかな。スコーピオンズなりのメタルコアみたいな印象を受けた。12もバンドの様々な面を1曲に凝縮させたような仕上がりで…ミートローフとの作業を経たD・チャイルドのアイディアだろうけど。
キャリアを考えれば、仕方のないことだけど、ちょっとメロウに過ぎるのが難点だが、その分、一般のリスナーには聴きやすい作品だとは思う。クラウス・マイネは素晴らしいヴォーカリストだから、多くのリスナーに聴いてもらいたいな。
1. HOUR Ⅰ 3:26
2. THE GAME OF LIFE 4:04
3. WE WERE BORN TO FLY 4:00
4. THE FUTURE NEVER DIES 4:04
5. YOU'RE LOVIN' ME TO DEATH 3:16
6. 321 3:54
7. LOVE WILL KEEP US ALIVE 4:32
8. WE WILL RISE AGAIN 3:50
9. YOUR LAST SONG 3:44
10. LOVE IS WAR 4:20
11. THE CROSS 4:30
12. HUMANITY 5:27
Produced By James Michael & Desmond Child
Kraus Maine:Vocal
Rudolf Schenker:Guitar
Matthias Jabs:Guitar
James Kottak:Drums
Pawel Maciwada:Bass






