WILHELM BACKHAUS:"L.V.BEETHOVEN PIANO CONCERTOS NO.2,5"(1997)
ユニバーサルクラシック (1997/09/10)
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バックハウスによるベートーヴェンのピアノ協奏曲を2曲収録、指揮はクラウス&ウィーンフィルだ。「皇帝」に関してはバックハウスの演奏の重厚さ、厳格さがウィーンフィルの華麗な演奏を抑えている印象を受ける。2番の方がウィーンフィルらしさを感じるし、バックハウスの演奏にも軽快さが感じられる。カデンツァ、即興性の有無の差から来たものだろうか?
クラシックの熱烈な愛好者ではない立場から言うと、本作を聴いて再認識するのは作曲家ベートーヴェンの凄さで、特に「皇帝」の完成度の高さは圧巻だ。作曲家の意図とイコールであると思わせるバックハウスの演奏の絶対的存在感にも毎度の事ながら感嘆させられたけど。
2番は演奏は素晴らしいと思うが、楽曲からは暗中模索の気配を感じる。作曲時期が約15年も違うとこれだけ印象が変わるものかと興味深く拝聴した次第。
ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」
1. 第1楽章:アレグロ 19:29
2. 第2楽章:アダージョ・ウン・ポコ・モッソ 7:22
3. 第3楽章:ロンド(アレグロ) 10:13
ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.19
4. 第1楽章:アレグロ・コン・プリオ 13:48
5. 第2楽章:アダージョ 6:57
6. 第3楽章:ロンド(モルト・アレグロ) 6:19
Beethoven(1770-1827)
Wilhelm Backhaus:Piano
Wienna Philharmonic Orchestra
conducted by Clemens Klauss
Recording
June 1953(No.5)/May 1952(No.2)





