SOUL SIRKUS:"WORLD PLAY"(2005)
キングレコード (2005/05/25)
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これぞアメリカン・ハードロック!
安定感抜群。ただし、まさに安定。
貫禄ある高品質アルバムジャーニーのニール・ショーンを中心にジェフ・スコット・ソート(vo)、マルコ・メンドーサ(b)、ヴァージル・ドナティ(ds)の4人で結成されたスーパー・バンド。ジャーニーよりヘヴィなギターに焦点を据えたアメリカン・ハード・ロック・アルバムで、どちらかというとヴァン・ヘイレンのファン向きかもしれない。あれほどパーティー・ロック的でもないけど。
出だしは正直、地味だが、全19曲(内2曲は無音)とアルバムが進むに連れ、ヴァラエティに富んだ良質な楽曲に引き込まれていく。まずは6を聴いてもらいたい。ジェフらしいファンキーなリフ、ヴァースから伸びやかでキャッチーなコーラスという歌メロの流れとそれに乗せられるように自由奔放に弾きまくるニールのソロ…これだけでこのコラボレーションは大成功だと感じると思う。この他、ツェッペリンの「KASHMAR」的な4、唯一、スティーヴ・ペリーを彷彿とさせるバラード13にア・カペラの14、力強さとキャッチーさを兼ね備えたハード・ロック10、11、12、15も素晴らしい。もろにR&Bの18や民俗音楽的なアカペラ9は苦手だけど。
ボーナス曲の19は13のアコースティック・ヴァージョンだが、この曲のみ共作にサミー・ヘイガーの名が見られる。
リズム・セクションも強力で、特にこれまではプログレ、ジャズ・フュージョン寄りの音楽の中で実力を発揮してきたV・ドナティがこうしたストレートなハード・ロックの中で技をどのように聴かせるのかというのを聴き込むのも楽しい。
メンツに恥じない充実作。






