KAMELOT:"GHOST OPERA"(2007)
キングレコード (2007/06/06)
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正統な続編ですが…
待ちに待った新作です。
聴きかたを選ぶアルバム音は前作の延長線上にあるが、コンセプト作ではないので、こじんまりとまとめた小品集という印象を受ける。聴き終えた後「もう終わり?」という食い足りなさが残るのだ。演奏もサウンドもタイトにまとまっているし、曲も聴けば聴くほど味わいが増すものの、全体に今回はコンパクトに過ぎたかな、というのが正直なところ。
クイーンズライクが"Operation:mindcrime"というテンションの高いコンセプト作品をリリースした後、"Empire"を作ったような感覚が作り手側にあったんじゃないかなぁ?
でも、初めてこのバンドに触れるのには、このくらいにまとまっていた方が聴きやすいのかもしれないな…。ヴァイオリンの音色をフィーチャーしたイントロ1から力強い2、アップテンポの3という流れも素晴らしい。6には東洋的なメロディも使われており、そこが新機軸といえるかもしれない。
このバンドはオーケストレーションにしても、女性ヴォーカルにしても、叙情性やドラマ性、高揚感を強めるためというより、不安感やダークさを演出するのに利用する比重が強く、それが他のバンドとの差別化に繋がっている思う。そこが独特の個性を作り出しているわけだが、一方でそれ故に聴き流すことを許さないサウンドに仕上がっている事から、好き嫌いが分かれるのかもしれない。中性的なカーンのヴォーカルの歌メロも普通じゃないしね。もちろん、私はそういう孤高な所が好きなわけだけど。
日本盤ボーナストラックの12はスローで儚げな曲だけど、ちょっと装飾しすぎで中途半端な感じがする。
1. SOLITAIRE1:01
2. RULE THE WORLD 3:37
3. GHOST OPERA 4:02
4. THE HUMAN STAIN 3:59
5. BLUCHER 4:02
6. LOVE YOU TO DEATH 5:11
7. UP THROUGH THE ASHES 4:55
8. MOURNING STAR 4:35
9. SILENCE OF THE DARKNESS 3:39
10. ANTHEM 4:22
11. EDENECHO 4:11
↓Japanese Bonus Track
12. SEASON'S END 3:32
All Songs Written By KAMELOT
Produced By Sascha Paeth & Miro
Khan:Vocals
Casey Grillo:Drums
Glenn Barry:Bass
Oliver Palotai:keyboards
Thomas Youngblood:Guitars
Guest Appearence By:
Simmone Simmons:Vocals on 5
Amanda Sommerville:Vocals on 3,6,8
Sascha Paeth:Guitars
Miro:Orchestrations & Keyboards
Ghost Opera Choir

