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IN FLAMES:"A SENSE OF PURPOSE"(2008)

ア・センス・オブ・パーパス
イン・フレイムス
TOY'S FACTORY Inc.(VAP)(M) (2008-03-26)
売り上げランキング: 8325
おすすめ度の平均: 4.0
2 無理
5 メロデス離脱から
4 職人なアルバム
4 素直な評価です。
4 叙情メロ満載でキャッチーに

Real Playerで試聴できます

IN FLAMES:オフィシャルサイトへ


通算9作目、大体、新作をリリースするたびに賛否や論議を呼ぶバンドだが、今回、前作と大きく違うのはサウンドの感触だ。

特に2で顕著になるが、リフは明らかにIN FLAMESらしいものなのに、従来の刺々しい音が丸みを帯びた感じで仕上げられていて、まるで違う印象を受ける。いわゆるアナログ・レコーディングを採用した為らしいが、妙に落ち着いた風に聴こえるので、この変化はデス/ブルータル・メタル中心のリスナーにはキツイだろう。

ただし、だからと言ってポップで売れ線狙いの作風なのかといえば、そうでもない。ヴォーカルは確かに意識的にメロディを歌っているが、クリーン・ヴォイスではなくザラついたデス・ヴォイスを多用して臨んでいる。

むしろ、それぞれの楽曲毎に方向性が違うというか、存在意義が見受けられるものの、ガツンと来る曲は少ないのは次作以降の課題ではないかと思う。以前はアルバム収録曲中、ほぼ全曲が優れていたのに、今回はやや浮き沈みが…まぁ他のバンドに比べれば、贅沢な話なんだけどね。

見直したのはドラムで、普通はリズム感にドラマー特有の癖が出るものだが、このダニエル・スヴェンソンという人は曲によって突込み気味だったり後追い気味だったりと、別人が叩いてるんじゃないかと思えるほどに使い分けている。音的には印象は薄いが、器用なドラマーだと思った。


1. THE MIRROR'S TRUTH 2:59 ←黒矢オススメ曲
 オープニングに相応しい曲。細かいフレーズを繋げてコンパクトにまとめた曲という印象を受ける。
2. DISCONNECTED 3:36
 エッジの取れたギター・サウンドにぎょっとした。曲自体はIN FLAMESらしさはあるけど。
3. SLEEPLESS AGAIN 4:09
 イントロにアコースティック・ギターを使用している。コーラス部の後に入るキーボード(ギター・シンセ?)のメロディが印象的。余韻の残るギター・ソロが好き。
4. ALIAS 4:49 ←黒矢オススメ曲
 ミドル・テンポで淡々と進む中、キーボードとヴォーカルの織り成すメロディが印象的な意欲作。ギター・ソロはリズム・セクションをブレイクさせた中、アコースティックでプレイされている。
5. I'M THE HIGHWAY 3:41 ←黒矢オススメ曲
 細かく切り刻むようなリフとヘヴィなリフを対比させた構成が秀逸。コーラス部でのギターとヴォーカルの絡みも面白い。
6. DELIGHT AND ANGERS 3:38
 出だしのリフがMEGADETHっぽい。本作ではもっとも地味な曲だと思う。
7. MOVE THROUGH ME 3:05 ←黒矢オススメ曲
 ダンサンブルなグルーヴをフィーチャーした新機軸だが、今のIN FLAMESがやる分にはそんなに驚くようなものでもないと思う。
8. THE CHOSEN PESSIMIST 8:13
 長い!スロー・テンポで粛々と進む曲で、徐々に壮大に展開していく。メロディは好きだけど、ここまで長くしなくても…というのが正直なところ。
9. SOBER AND IRRELEVANT 3:21
 前の曲からブレイク無しで雪崩込む爆走曲。ただし、出だしは「オッ!」と思わせるが、意外とフックに欠けた曲であったりする。
10. CONDEMNED 3:34 ←黒矢オススメ曲
 本作で一番のお気に入り。ヘヴィなリフと、メロディアスなギターからコーラスに入る展開が良い。
11. DRENCHED IN FEAR 3:29
 この曲なんかは前作に収録されていてもおかしくない曲。歌メロを軸にした曲だけど、リフのギターの音も好き。
12. MARCH TO THE SHORE 3:35
 コンパクトにまとめられているが、起伏に富んだ曲だ。占めの曲としては地味な印象は否めないが。
 ↓JAPANESE BONUS TRACKS
13. ERASER 3:19
 これはカッコいい。ま、過去の楽曲の枠組みに当てはめて作った曲だとは思うが。
14. TILT 3:46
 この曲もIN FLAMESらしい曲ではある。出来がどうのというより、アルバムの流れにそぐわないから外されたのかもしれない。
15. ABNEGATION 3:44
 これはコーラス部にクリーン・ヴォイスを使っているから外したんだろうけど…。曲調がアルバムのラストに相応しいように感じる。


Produced By IN FLAMES,Roberto Laghi & Daniel Bergstrand

Music & Lyrics by B.Gellote,J.Stromblad & A.Friden
All Arrangements By IN FLAMES


inflames-9.JPG
Left To Right;
Jesper Stromblad:Guitar
Bjorn:Gelotte:Guitar
Anders Friden:Vocals
Peter Iwers:Bass
Daniel Svensson:Drums


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