HELLOWEEN:"pink bubbles go ape"(1991)
Sanctuary (2006/04/25)
カイ・ハンセンに代わるギタリストとして、新たにR・グラポウを迎えての作品。クレジットを見れば判るように、カイに代わってコンポーザーとして、大いに貢献している。
当時、アルバムは完成していたのだが、レコード会社だかマネージメントの移籍絡みで、リリースが遅れに遅れていて、自分は業を煮やして輸入盤で買った。そこまでして買った割に内容は「?」だったけど(苦笑)。ヒプノシスが手掛けたジャケットも異様だ。
スピード・メタルと言うより、普通のハード・ロック化したようなプロダクションには当時、肩透かしを食ったもんだ。改めて聴き返してみても、曲は地味だしね…。こうなるとヴァイキーが手掛けたコミカルな4、5も浮きまくって聴こえて、全てが悪循環という印象を受ける。
前作までの大成功で、似たような音のバンドが次々とデビューする中、そうした枠から抜け出そうともがき苦しむバンドの様子が感じられるという意味では、生々しいというか、この時期があったからこそ、今があるというのも確かだからね。
ただ、新加入のローランドは自らのマテリアルやプレイを聴かせることに夢中で、伸び伸びやっているというか、3、7、10とスピード・メタル調の楽曲を手掛けていて、前作の路線を期待したファンの救いとなっている。もちろん、出来としてはカイの提供してきたものとは異質だけど。
好きなのは8と10かな。いずれもローランドの曲だけど、メロディが力強くて好きだ。
1. PINK BUBBLES GO APE (Kiske)
2. KIDS OF CENTURY (Kiske)
3. BACK ON THE STREETS (Grapow/Kiske)
4. NUMBER ONE (Weikath)
5. HEAVY METAL HAMSTERS (Weikath/Weikath,Kiske)
6. GOING HOME (Kiske)
7. SOMEONE'S CRYING (Grapow)
8. MANKIND (Grapow/Kiske)
9. I'M DOIN' FINE CRAZY MAN (Grosskopf/Kiske)
10. THE CHANCE (Grapow)
11. YOUR TURN (Kiske)
Produced By Chris Tsangarides
Left To Right;
Roland Grapow:Guitar
Ingo Schwichtenberg:Drums
Michael Kiske:Vocals
Markus Grosskopf:Bass
Michael Weikath:Guitar

