GUNS N' ROSES:"CHINESE DEMOCRACY"(2008)
UNIVERSAL INTERNATIONAL(P)(M) (2008-11-22)
売り上げランキング: 57

17年も待たせるなよ。
なんだか・・・
この時を待っていた!
深いなー
正直微妙オリジナル作品としては17年ぶりの新作となる。
で、待たされただけの作品か?と問われれば、「それほどでも…」というのが正直なところ。ただし、その異常なまでのブランクを省いて考えれば、決して悪くもない。アクセル・ローズのヴォーカルを軸に据えた良質なロック・アルバムだ。"Appetite For Destruction"のような破天荒なロックンロール作品を期待するリスナーには駄目だろうが、"Use Your Illusion"を受け入れられたリスナーなら普通に楽しめるはずだ。
実は本作リリース前に二枚組ライヴ盤を久々に聴いたのだが、その時、思わず呟いたのが「へったくそだなぁ~」だった。もちろん、当時はそれを良しとして聴いていたわけだが、ふと思ったのが「当時のアクセルはこのメンバーでの演奏を楽しんでいたのだろうか?」だった。
バケットヘッドらによるテクニカルなギター・ソロ、随所に打ち込みも導入したリズム・パートにピアノ、キーボードでのソング・ライティング…単純にアクセルは自分の声をより多様なフォーマットに乗せて生かしたくて、その結果が本作だったような気がする。恐らく、アクセル自身は満足しているんじゃないかな。
そのアクセルのヴォーカル、超音波のような高音をはじめ、多彩な声色を生かした表現力の冴えは本作を聴く限り、相変わらず健在だが、実際にライヴで歌う段にどうなるんだろう?
不満を挙げるとすれば、プロダクションだろう。こればっかりは時間をかけ過ぎたのが仇になっている。曲によって音質の良し悪しが如実に表れているし、全体にリズム隊が控えめのあっさりしたサウンドは"Use Your Illusion"の劣化盤のように聴こえる。曲自体は悪くないし、アレンジにも時間をかけたはずだろうにもったいない…金融危機の影響でリリースを早めざるを得なかったのだろうか?
1. CHINESE DEMOCRACY(Rose,Freese) 4:43
2. SHACKLER'S REVENGE(Rose,Carroll,Costanzo,Mantia,Scaturro) 3:36
3. BETTER(Rose,Finck) 4:58 ←黒矢オススメ
4. STREET OF DREAMS(Rose,Stinson,Reed) 4:46
5. IF THE WORLD(Rose,Pitman) 4:54 ←黒矢オススメ
6. THERE WAS A TIME(Rose,Tobias,Reed) 6:41
7. CATCHER IN THE RYE(Rose,Tobias) 5:52
8. SCRAPED(Rose,Costanzo,Carroll) 3:30
9. RIAD N' THE BEDOUINS(Rose,Stinson) 4:10
10. SORRY(Rose,Carroll,Mantia,Scaturro) 6:14
11. I.R.S.(Rose,Tobias,Reed) 4:28
12. MADAGASCAR(Rose,Pitman) 5:37
13. THIS I LOVE(Rose) 5:34
14. PROSTITUTE(Rose,Tobias) 6:15
Produced By Axl Rose & Caram Costanzo

