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2014年11月23日

10月30日の日記:MANOWAR Live At Zepp Divercity Tokyo

今日はLOUD PARKの3日目(?…みたいなものでしょう)、待望のMANOWARの代替公演だ。ここ数日、MANOWARばっかり聴いてたもんなぁ…

ライヴレポートは追記に書きます。

Zepp Diver City Tokyoは初めて来たけど、ガンダムが飾ってあるところだったのね。普段だったらあれこれ撮影して楽しむんだろうけれど、今日はMANOWARのライヴに圧倒されて、別に何も感じなかった。

なので、写真はこの1枚のみ。

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帰りは実家に寄って飲み食いしながら「24」見て、そのまま宿泊した。

会場に到着した際、既に開場時間は過ぎていて、受付とその脇にあるグッズ売り場はガラガラだった。『やっぱり代替公演のチケットはあまり売れなかったのかな?』などと思いつつ、マフラータオルとCDを購入。CDは通販で買うより安くて驚いた。売り場はバンドが連れてきた屈強なローディーがやっていたようだ。

受付の閑散ぶりを見て空いてるんだろうと思ってフロアに入ったら、既にほとんど一杯でビックリした。ステージ背後のモニターには既にバンドのロゴが表れていて、映画音楽風の曲が流れており、良い雰囲気になっていた。しかし、会場の規模にそぐわない大規模なアンプ類の配備が凄い。『世界一ラウドなバンド』に相応しい装備だが、これ、全開で鳴らしたら、会場が吹き飛ぶんじゃないか?そう言えば、事前に買っといた耳栓持ってくるの忘れたわ。

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ショウは開演前からかかっていた音楽がそのまま、劇的に盛り上がって導入部分の役割を果たし、モニターの画像も次第に大火災炎上し、ライヴのスタートがアナウンスされ、バンドのテーマ曲とも言える"Manowar"がはじまった。

自分は正直、この曲が大好きというほどではないのだが、生で見ていて、この曲が音響のバランスを取る役割を果たしているようにも見えた。で、実際のサウンドだが、確かにデカいものの、耳をつんざくというよりも、腹の底から響くような音で、不快どころか、見事なものだった。ヴォーカルのエリック・アダムスはじめ、各パートのバランスも良い。『自分たちの音響システムじゃないと駄目』として、LOUD PARKでの演奏をキャンセルしたのは、実際に目の当たりにすると理解できるね。

ショウは"Blood Of My Enemies"、"Call To Arms"とミドル・テンポの力強い曲調が続いてから、"Kill With Power"へ。事前に最近のライヴでは演奏されておらず、残念に思っていた曲だったので、歓喜の拳を振り上げたのは言うまでもない。かつてライヴ盤"Hell On Wheels Live"で感激した思いが蘇る。



更に"Sign Of The Hammer"へと畳みかけて来て盛り上がるわ。

続く"The Lord of Steel"の出だしで、突然演奏がストップした。音響に何か問題が生じたらしい。ここでディマイオ閣下が演奏のリ・スタートを指示、自らオーディエンスにも事情をアナウンス、「やり直す」と聴いてこちらは拍手喝采したけれど、今にして思えば、あれも演出の一種だったのかなぁ…?なんてね。

"The Dawn of Battle"までアップビートな曲を畳みかけたところで、いったん小休止、後方のモニターから、バンドがリスペクトする故人たち…オーソン・ウェルズから始まって、黒澤明、三船敏郎、ロニー・ジェイムズ・ディオやかつてのドラマー、スコット・コロンバスらの映像が流れ、歓声を煽り、かつての"Kings Of Metal"アルバムのレコーディング、 及びリ・レコーディングの風景やインタビューが日本語字幕付きで流れた。ポール・マッカートニーみたいだ。

映像は"Blood of the Kings"のイントロにあたる"The Warrior's Prayer"へ。これは字幕はなかったけれども、徐々に熱くなるナレーションに従ってオーディエンスの反応も盛り上がり、"Blood of the Kings"本編へ。過去の作品のタイトルやツアーで訪れる国々を歌詞に盛り込んであるので、これまた"Japan"のフレーズと我が国の日の丸の旗に盛り上がる。

ここからはアルバム"Kings Of Metal"収録曲が続く構成で、まずはスローな"Kingdom Come"、"Heart of Steel"と続く。しかしエリック・アダムスのヴォーカルの安定度は凄い。MANOWARの楽曲は大体、ハイトーンのシャウトを要するのだが、ほぼレコード通りに再現されている。もちろん、当時と比べて多少キーを下げているが、年齢を考えると驚きだよね。

ディマイオ閣下のベース・ソロは客席を割って歓声を煽る、ある意味お約束的なものだったが、ベテランらしい仕切りの上手さだった。他に見たことがないネックの細いベースを独特のアクションも交えて弾く様子は、このソロに限らず、発するオーラが強烈で、自然と目が行ってしまう。

そしてバイクの爆音によるSEが流れ"Wheels of Fire"に突入。猛烈な疾走感と重量感に満ちた演奏の背後のモニター画面では、バイクやおねーちゃんと戯れるバンドの姿が…。いかにもMANOWARらしい映像だ。

"Kill With Power"に"Wheels Of Fire"と、バンドが誇る二大疾走曲を生で堪能出来て、自分はもう大満足な気分だったが、ここで更に劇的な"Hail and Kill"が披露された。サビの部分ではモニターに"Hail,Hail,Hail and Kill!"との歌詞がアップされ、大合唱を煽る。物凄い盛り上がりようだ。

ここまで来ると、次の曲はもう想像がつく。"Kings of Metal "だ。もう大合唱は止みません。

ここで本編終了となったが、周囲は騒然としている。もちろんアンコールを求める声が中心だが、「何だか凄いものを見せられた」というどよめきに近い歓声だ。

アンコールに先立ってディマイオ閣下からのMCというか、スピーチが何と日本語カンペなしであった。あれを見ると、バンド側が相当な思いで今回の公演に臨んでいたことが判ったね。この内容でLOUD PARKのアリーナ会場で万余のオーディエンス相手に披露できていたら…と思うと残念でならないよ。

スピーチの内容は自分たちのサウンド・システムいかに独特で素晴らしいものであるか、そして、それを日本に持ち込む事が出来たという事と、再来日の件だった。プロモーターの人間をステージ上にあげて来年のLOUD PARK出演を約束させていたがどうなるか?マムシ酒で誓いの盃を掲げていたくらいだから、本気なのかなぁ…?

アンコール1曲目は"Warriors of the World United"。"Kings Of Metal"同様の力強い曲調にオーディエンスは大合唱で応え、物凄い盛り上がりようで、バンド側も驚いている様子だった。

そして、締めは"Black Wind, Fire and Steel"。無慈悲な爆走チューンで終わらせるあたりが、さすが「真のメタル・バンド」を称するだけの事はある。最後は凄まじいノイズの中、ディマイオ閣下が自らのベースの弦を一本ずつ引きちぎり、オーディエンスにプレゼントしていた。無造作に投げ入れたりすると、オーディエンスも怪我をするので、手際よく巻いて渡す姿が紳士的だった。

終焉後はご丁寧にも日本語付きのエンドロールが…。

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それにしても、凄いライヴだったなぁ。終わった後の余韻はKISSに近いかな。「十分、満足できました」という感覚がね。一つのストーリーを見ているような…開演前の音楽からエンドロールまで、きっちり構成されているしね。以前から「ギャラが高くて呼べないらしい」という噂を聞いたことがあったけれども、実際に見て判ったわ。

でも、今回、このクラスの会場でたった2日間のライヴだったけれど、評判の良さが広がれば、来年の…とまではいかなくても、LOUD PARKでのリベンジはあるんじゃないかな?あれは、あの規模で演るのはもったいないよ。もっと多くの人に見てもらいたいです。

2014年11月10日

10月19日の日記:LOUD PARK 14-Day 2

LOUD PARK 2日目、今日は早々に自宅を出て、開場前には現地に到着していた。下の写真は開演前の会場の様子です。まだアリーナのフロアも人はまばら…確か、3番目に登場したGLAMOUR OF THE KILLあたりで埋まってきたような気がする。

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以下、ライヴレポートは追記にて。

アリーナに降りるのはBELPHEGORを見るときからで、それまではスタンド席から見ることにした。最初に登場したのはフィンランドのARION。同郷のSONATA ARCTICAを思わせるキーボード・プレイヤーも含めた5人組で、シンフォニックな要素もあるバンドだ。

メンバーは全員ティーンエイジャーらしく、確かにパフォーマンスは初々しい感じだが、演奏自体はしっかりしていた。ヴォーカルはルックスがロック・バンドのシンガーというより、アイドルのような出で立ちなのが面白かった。ただ、この日は肝心の声があまり出ていなかったね。YouTubeで見た映像では、歌えていたんだけど、風邪でも引いていたのかな?将来性は十分に感じられるので、活動を続けて欲しいと思った。

続いて登場したのがPERIPHERYだったのだが、不覚にも睡魔に襲われてしまい、2、3曲目あたりから記憶がない…。楽曲の中にアンビエントなパートを盛り込む曲があるのだが、そこに見事にはまってしまったようだ(苦笑)。アリーナに降りてりゃ、良かったな…。

GLAMOUR OF THE KILLの出番の頃にはバッチリ目は覚めていた。同じ英国出身のBULLET FOR MY VALENTINEの劣化亜種程度と考えていたのだが、予想に反して良いバンドだった。それどころか、ライヴ・アクトとしては、むしろ彼らの方が上かもしれない。特にバッキング・ヴォーカル含めたヴォーカルの上手さが際立っていたね。音楽自体は米国発のメタルコアの影響がまだ強くて、BFMVのような個性だとか、野心的なサウンドの披露には至っていないかもしれないが、これだけの演奏能力が基礎としてあれば、将来的にとんでもない作品をリリースするのでは?という予感もする。まぁ、イギリスのバンドは「これから」という所で空中分解する事も多いので、何とか活動を続けてもらいたいな。

GOTKでは、アリーナもかなり盛り上がっていたが、我が国のヴィジュアル系バンドthe Gazetteの出番になると、アリーナの人数が一気に減った。もちろん、一部熱狂的なファンも来てはいたけれども、アウェイという状況は否めなかった。単独では、かなり大きな会場でもプレイしているらしいし、結構苦労してここまで活動してきているんだけどね。11月に行われるKNOTFESTであれば、まだ向いていたような気もするのだが…。

自分は次に出てくるBELPHEGOR目当てに隣のステージの最前付近から見ていたけれど、演奏自体は悪くはなかったと思う。潔いMCにも好印象を受けたし…「メタルが好きだ」というような発言もあったけれど、彼らの楽曲を聴いていて感じたのは、2000年以降のラウド・ロック/メタルからの影響で、遡ってもPANTERAくらいなんじゃないかなぁ…。自分なんかだと、聴いていても「まぁ悪くない」という程度で、他の曲をチェックしようとまでは思えなかった。


そして、ここからが殆どノンストップで楽しめる時間になる。まずはオーストリアのブラック・メタル・バンドBELPHEGORである。ステージ背後には、リリースしたての最新作"Conjuring The Dead"の邪悪なジャケットを描いたバックドロップが掲げられ、マイクスタンドにはガスマスクがぶら下げられるなど、興味深い小道具が次々登場、マイクスタンド脇にわざわざカバーをかけられた大きな装飾品は動物の骨だった…。

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ブラック・メタル・バンドの場合、演奏はバカテクを誇る場合が殆どだが、このバンドもその例には漏れなかった。鬼神の如きドラミングに弦楽器隊の一糸乱れぬアンサンブルの波状攻撃には呆気に取られた。ただし、ドラマーとギタリストはツアー・メンバーで、正式なバンドのメンバーはフロントマンのヘルムートとベーシストのセルペントの二人だそうだ。頭から血をかぶったかのようなヘルムートのメイクはなかなかのインパクトだった。

セットリストは新旧取り混ぜた選曲で上手くまとまっていて、45分程度の持ち時間だったと思うが、あっという間に終わってしまった。このバンドの場合、キャリアに伴う音楽性にさほど大きな変化はないので、見方によっては何をプレイしても一緒とも言えるかもしれないが…。去年見たBEHEMOTHの方がショウの構成、完成度は高かったけれど、BELPHEGORの方が楽曲が"Gasmask Terror"のようにストレートで判りやすい楽曲があって、フェスで受け入れられやすい面もあったようにも見えた。ともかく、毎年LOUD PARKのブラック・メタル枠は楽しみなので、来年以降も是非、まだ見ぬ強豪を呼んで欲しいと思う。


暗黒オーラを発散しまくったBELPHEGORに続くのは、ブリティッシュ・ハード・ロックの大ベテランTHUNDERだ。この流れのミスマッチ感がフェスならではだね。自分はどっちも好きなので問題ない、実に贅沢な時間だ。

ステージに出てきたメンバーの服装があまりにも普通で笑ってしまった。ヴォーカルのD・ボウズはそこらで一杯飲んだついでにカラオケボックスにブラリ…という雰囲気、ホント、ただのおっさんだ。このおっさんが歌いだした時の上手さとのギャップがまたビックリなのだ。しかし、L・モーレイがあんなに太るとは思わなかったなぁ…どうしちゃったんだろうか?

1曲目は"Dirty Love"。演奏もサウンドも素晴らしいだけでなく、ベテランらしく、聴衆を自分たちの世界に引き入れるのも上手い。BELPHERGORとTHE HAUNTEDに挟まれた形で、アリーナが寂しい状況になるかも…という自分の懸念に反して、手拍子と大合唱でエライ盛り上がってる。去年と随分違うなぁ。

この日、バンドが披露したのは6曲(あっという間だった…)で、フェスの趣旨に則ってか、バラードなし、パワフルなロックンロールで終始突っ走っていたが、2曲知らない曲を演奏していた。抜かりなく予習したつもりなのに、おかしいな…と思ったのだが、それらは未発表の新曲だったらしい。にも関わらず、そんなに盛り下がらなかったのも凄いが、ラストに演奏された曲はルークがピアノを弾いたりと、結構な大作だった。リリースの予定がいつなのか判らないが、新作も期待できそうだ。

手拍子とシンガロングで盛り上がったTHUNDERに続くのは、アリーナのフロアをスウェーデンのデスラッシュ・バンド、THE HAUNTEDだ。自分がこの日、一番楽しみにしていたバンドだ。アリーナ会場でやったら物凄い事になるだろうと予想していたが、案の定の盛り上がりになった。

オープニングは"No Compromise"、アルバム"rEVOLVEr"からのチョイスで、ちょっと意外。新作からじゃないのか…まぁ、盛り上がれば何でもいいや。復帰したヴォーカリストのマルコは殴り掛からんばかりの勢いで絶叫している。前任者のP・ドルヴィングはハードコア/パンクな雰囲気の強い人だったけど、この人はパンクっぽくないよね。

…と、気が付くとマルコの額から流血している。その場では何があったのか判らなかったが、ヴォーカルのモニターの調子が悪く、マイクを額に打ち付けたら割れたらしい。なんちゅうエクストリームな…。このプロレスのようなアクシデントが、盛り上がりに拍車をかけたのは言うまでもない。

続いて"99"の扇情的なリフが響き渡る。ヤンセンのリズム・ギターのキレ具合は今日も素晴らしい。

この後はサークルピットフル稼働に、飛び交うペットボトルと、エライ盛り上がりが続く。ステージ上のメンバーも予想外の反応の良さだったようで、感極まっていたようにも見えた。選曲は新作と初期の4作品から構成されており、最近の作品からはチョイスされていなかった。まぁ、別に問題ではなかった。

新作から1分ほどの爆走チューン"My Enemy"を嵐のようにプレイした時は面白かったなぁ。

締めは1st収録の"Hate Song"。最高のライヴでした。昨日のRAGEと同じく、期待通りの内容で楽しめて良かった良かった。これでチケット代払っただけの満足感は得られたので、後はボーナスみたいなものですな。


THE HAUNTEDの熱演で良い意味で大荒れになったところで、米国産パワー・メタルのベテラン、RIOTが登場した。イントロで故人となったメンバーの姿がモニターにアップされる。この演出は反則だわ…。オープニング曲はインストの"Narita"、もちろん我が国の成田がテーマの曲だ…でも、空港建設反対でいろいろあった事を知っている人って、若い人では少ないんじゃないかな?

しかし、あんまり盛り上がっていないような…自分はこの曲大好きなんだけどな。ノリがデスラッシュと正統的なメタルだと、ちょっと違うせいからかな?

続いて初期の代表曲の一つ"Fire Down Under"に人気を再燃させた名盤"Thundersteel"から"Flight Of The Warrior"を披露。驚いたのは、新ヴォーカリストのトッド・マイケル・ホールの力量で、実に素晴らしい。ルックスがショーン・マイケルズみたいだが、これだけ歌えると他のバンドに引き抜かれるんじゃないか…と心配になってくるほどだ。

RIOT V名義でリリースされた新作からの"Metal Warrior"以降、比較的、新しめの楽曲が演奏された。ただ、かつての名曲と遜色ない出来で、メロディも覚えやすく、オーディエンスの反応が冷めるようなことはなかった。自分としては"Road Racin"が演奏されなかったのが残念だったけれど、予想していなかった"Bloodstreets"がプレイされたのは嬉しかったというか、泣けた。亡きM・リアリのソロを丁寧に奏でるM・フリンツの姿が印象的だったね。

新作に収録された日本との思い出をテーマにした"Land Of The Rising Sun"の後は、クラシック・ソングの畳みかけで"Warrior"~"Thundersteel"で大盛り上がりで終了。隣のステージ前のアリーナでもサークルピットが出来てた。

M・リアリというギタリスト/コンポーザーは、正当な評価を得る前に亡くなってしまった感があるので、こうして残されたメンバーが活動を続けて、彼の残した遺産を伝えてくれるのは素晴らしい事だと思う。マーク抜きで作った新作の出来も良かったし…この面子での単独公演が見たいね。


ここで自分はアリーナをいったん退避、DEATH ANGELとWITHIN TEMPTATIONの間はスタンド席で休憩を取ることにした。この後、更にKREATOR、DREAM THEATERがあることを考えると、とても体力が持ちそうにないし…。

DEATH ANGELは最近のブルータルな路線はあんまり…初期の方が個性があって好きだったね。最近のは、OVERKILLとかとあまり違いが感じられず、正直、ピンと来ないんだな。

ウトウトしながら、スタンド席にいたので、DEATH ANGEL、WITHIN TEMPTATIONについては記憶がないです。


KREATORの登場に合わせて、再びアリーナのフロアに下りた。しかし、ドイツ産のスラッシュ・メタル・バンドがLOUD PARKのセミファイナルだもんね。時の流れを感じるなぁ…と感慨に耽ってしまった。

オープニングはスラッシュ・メタル・バンドとしての復活作であった"Violent Revolution"だった。もっと速いテンポの曲で来るかと思っていたので、少々意外だったね。

しかし!続く"Civilization Collapse"で大爆走開始でアリーナは暴動状態になった。しかし何だろ、この扇情性?ただ喚くだけのヴォーカルと暴走するリズム隊だけでなく、ギターがツボを押さえたプレイを入れてくるからなぁ…恐ろしくカッコいいぞ。

更に容赦なく"Extreme Aggression"、"Impossible Brutality"と畳みかけ、"Enemy Of God"へ。自分的にはハイライト的な名曲だが、早くも5曲目で披露か。長いキャリアを経ているだけあって、ヴォーカルのミレのMCも英語だけど判りやすい。ステージ上から放たれるバンド全体のオーラも凄い。安心して暴れられるね。

ちなみに自分は隣のステージ側のアリーナにいたのだが、こちら側の方でも、皆首振ったりエアギターしたりと思い思いに楽しんでいた。KREATORのセミファイナルは当たったねぇ。正面のサークルピットは1時頃のBELPHEGORあたりから続いていたので、7時間経つのか…。さすがにオーディエンスの体力も尽きかけている感が…実際、仕事上のいかなる作業よりもARCH ENEMYのアリーナ前方に布陣する方が疲れるもんなぁ。

それでも、まだ半分も終わっていないKREATORの無慈悲な攻撃は続く。デビュー作の"Endless Pain"はオリジナル盤のチープなプロダクションより、ライヴで見た方が曲の持つ本来の力強さを楽しめる。

更に新作"Phantom Anrichrist"からタイトル曲に加え、"Victory Will Come"が続く。セットリストは新旧の作品から万遍なくチョイスされていたが、出世作の"Coma Of Souls"からの曲がなかったのは意外だった。

締めは2ndアルバムのタイトル曲"Pleasure To Kill"だった。ジャーマン・スラッシュ・メタルの魅力をたっぷり伝えた素晴らしいライヴだったね。

…で、ヘッドライナーのDREAM THEATERと相成るわけだが、KREATORまでのデスラッシュ勢で力尽きて、スタンド席から見るオーディエンスも多かったようだ。おかげでアリーナのフロアも変に押し合いへし合いにならず、見やすかったね。

DREAM THEATERに関しては最近、最新ツアーのライヴDVDをリリースしていて、それに近いセットリストで来るのが予想できた。ただし、持ち時間が単独で演奏する際の半分程度しかないので、どの曲がカットされるのか…また、フェス仕様でサプライズな選曲もあるのか?というお楽しみもあった。

KREATORの演奏中から準備されていたステージ上には巨大な幔幕が張られていた。ステージが暗転すると、新作のオープニングに収録されていたインスト"False Awakening Suite"に合わせて、歴代アルバムの変遷をアニメで上手くまとめた映像が幔幕上に投影される。イントロダクションの演出としては最高だ。

…で、アルバム通りに"The Enemy Inside"に繋がってスタート。ステージの様子はこんな感じ。ライヴDVDとほとんど同じだね。

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ヴォーカルのJ・ラブリエは少し痩せたかな?声の調子も良いようで、前にリリースされたルナ・パークでのライヴ映像よりも良く聴こえる。ただ、PAの調子が今一つで、二回ほど、一瞬とはいえ音が完全に途切れた。ステージ上のメンバーは全く気にする素振りを見せなかったが、見ている方は心配になってくる。まぁ、中盤からは落ち着いたけど。

今回のツアーでの選曲は、M・マンジーニを迎えて新編成となってからの2作品に加え、3rdの"Awake"に"Scenes From Memory"からの楽曲で構成されている。考えてみると、出世作となった"Images and Words"から1曲も取り上げていないわけだから、実験的、冒険とも言えるね。ただ、今日は珍しく"I & W"から"Pull Me Under"を最後に披露していた。これはフェス仕様のサプライズと言えるのかもしれないけれど…自分は他の曲の方が良かったなぁ。もちろん、オーディエンスの全てがDREAM THEATERのファンとは言えないフェスティヴァル形式のライヴで、最もポピュラーな楽曲を演奏するのは、理解できるのだが。

演奏されて嬉しかったのは"Awake"アルバムからの"Lifting Shadow Off A Dream"だね。この曲をライヴで見たのは初めてだったし…スタジオ・ヴァージョンは今でもよく聴いているだけに、何だか胸が熱くなった。

それと、新し目の曲だけど"Breaking All Illusions"は何度聴いても素晴らしい。結成から20年を経ても、こういうクラシック・ソングを書けるって凄いことだと思う。

下は終演後の写真。モニターではいかにも映画のクレジットのような画像が流れていた。まさに「DREAM THEATER」だよね。

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…というわけで、昨年とは雲泥の差の大団円で終了のLOUD PARKでした。来年は10周年で、より豪華なラインアップの準備に入っているらしい。それだけキャンセル入ると、打撃も大きいけど…。来年はヘッドライナーのキャンセルだけはないようにお願いしたいなぁ。



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