ミートローフ"Bat Out Of Hell"シリーズ3作、マスタープラン、オーディオスレイヴの自作ベストを聴いた。
早朝、母、妹、叔母を連れて滋賀県に向けて出発。天正10(1582)年のこの日は本能寺の変が起きた日…つまり、織田信長の命日というわけで、その墓参りに出かけたのだ。私の場合、ここ15年ほどは毎年恒例のことだけど。
昼前には近江八幡に到着、近江牛肉のレストラン、ティファニーで昼食。以前はランチメニューが少なかったが、リーズナブルなメニューが増えていた。叔母が一人だけ、ハンバーグを注文したのだが(ステーキの赤みが苦手らしい)、これがフワフワした食感で絶品。

食後、安土城跡の信長公墓所に向かう前に琵琶湖近くにあるという岡山城址に向かってみた。ここはかつて、足利幕府11代将軍義澄が京都から避難して無念の生涯を終えた場所なのだが…どうやら、遺跡の整備はされていないようだ。一人なら侵入を試みたかもしれないが、家族もいるし、今回は諦めて車で城跡というか山の周りを廻って安土城へ向かった。
途中、巨大な水車が見えてきた。ガイドで見たことがあったが、能登川水車だ。映画「パイレーツ・オヴ・カリビアン」のアクション・シーンを思い出させるデカさだ。直径10mくらいはあるか?

ちょっと売店が…外に元気のない子猫がいたのだが、店内に獣の臭いがこもっていた。早々に立ち去って安土城へ向かった。
安土城址には能登川水車を経由するという、いつもと違う道路を使ったので、搦め手口に到達、山裾を廻るようにして、登城口に行ったが、こうしてみると改めて広大な遺跡であることを実感した。毎年、信長公の命日直近の日曜日は町で安土信長祭りを開催するので、周辺は準備で忙しそうだ。
駐車場に車を止めて、まずは昨年より整備の進んだ大手門跡周辺を見た。この大手門跡は幅110mにも及ぶ石垣に沿って四カ所も門が開かれている奇怪な構造であるのが特徴だ。どうも身分によって使う門が違っていたらしい。このような形態の門構えは武家の城郭では見られない。天皇が住む御所にみられるものなのだ。
このことから、信長がいずれ天皇をここに招こうと考えていた事が推測出来るわけだが、当時の公家の日記などの史料に、そうした信長の意図を推測させるような記述は見られない。個人的には単に行幸を仰ぐというより、時の正親町天皇を譲位させて遷都させる腹だったような…この日、整備された遺跡を見て、ふと感じた事なんだけどね。
大手道に入ると、新たに建てられた管理事務所と門が見えてきた。この城跡は昨年秋から入山料を徴収することになっているのだ。イタズラや事故があるんじゃないかな…ところが、今日は信長公命日につき、入山は無料と張り紙がしてあった。ただし、無料は嬉しかったが、入山記念のお札を買ったり、スタンプを押せないというのは残念だった。

山内に入ると、さすがにお金を取っているだけに急勾配の石段に土嚢を積むなどの配慮が新たにされている。母親は大喜びだ。一番驚いたのは多少、木の枝などが払われて山頂天主跡からの見晴らしが良くなっていた事。気になるのは台所郭の高石垣で…いずれ崩壊するんじゃないか?

信長公の墓所には今回は飴玉を供えておいた。次男の信雄とその子孫の墓にも、今回は飴玉を御裾分け。
帰りは百々橋口に回って総見寺跡を見た。毎年来ているので、寄らずに帰ることも多いのだが、昨年からの有料化にあたって、百々橋口が閉鎖されたそうなので、見学順路がどのように変更されたのか、確認したくて行ってみた。現在、重文の三重塔と山門が残っているが、本堂跡の脇に樹種はわからないが、石垣をも押しのけて凄まじい根を張る木が一本生えている。

まるでイカの化け物クラーケン…これを見ると毎度、自然の力強さを感じるのだ。
百々橋口の階段は段差も勾配も急な上、湿気もあるので足元が滑る。大手と違い、こちらは特に整備されておらず、母は下りながら、ず~っとブーイング。
百々橋口は登場口から数mのところで閉鎖されており、結局、そこまで下りて山裾の道を伝って大手へ抜ける道筋になっていた。この道を通るのは初めてで新鮮。途中、いくつか巨岩、巨石の類を見た。これらのいずれかが、信長が京都から運んで、一万人ほどの人数を動員して山に上げようとした蛇石なのだろうか?

夕方、琵琶湖沿いのホテルに到着。
夕食は今回、父親が来ていないので、父が一緒の時には食べないもの、という事でお好み焼き屋「まさ味」へ行くことにした。彦根の駅前に昔からあって気にはなっていたが、一度も行った事がなかったのだ。その前に隣の居酒屋「彦一」で牛刺などを頼んで乾杯!頼んだものが出てくるのは早いし、食べ物も美味しいし、店内の雰囲気も良い。
締めは「まさ味」のお好み焼き。味はもちろん、値段が安くて驚いた。一番人気は鳥皮というので、頼んでみたら、鉄板で油を徹底的に抜いたスナックのような仕上がりで、ビールのつまみに最高。こういう店が地元にあればなぁ…
食後は彦根城の夜景を見ながら散々歩いて、ホテルに帰った。運転の疲れもあってか、私はすぐにバッタリ爆睡。しかし、A.M2:30頃TVの音で一旦目を覚ましたら、母がソファーの固い肘あてを枕に大いびきをかいてる。せっかくフカフカの布団やベッドがあるのに…余程このまま晒しておこうかとも思ったが、翌日、風邪でもひかれたら悪夢なので、叩き起こして寝床に放り込んでから再度爆睡…