11月23日の日記~仏像展~

上野の東京国立博物館へ「仏像~一木にこめられた祈り」展を見に行った。私は仏像マニアではないが、展示の大半が全国からつめた国宝か重文という凄まじい企画展であるし、行ってみた。母と妹なぞは「芸術新潮」で予習まで済ませていた。
博物館に向かう電車はそこそこ空いていたので、日程的に良い選択だったのかもと思いながら、現地に着いたら大間違いで入場規制が敷かれていた。幸い昼食時だったので、さほどの待ちぼうけも食らわず入れたけど。
いわゆる一本の木材から削りだされた仏像に焦点を当てた展示なので、大仏さんのようなものはなく、多くは立像…特に十一面観音が多い。こういう技法は奈良から平安時代が全盛であったらしいが、表情は様々だ。
宣伝ポスターやチラシに使用されている国宝、十一面観音菩薩立像(滋賀・向源寺)はさすがに放たれるオーラが違う。写真以上に現物から放たれる美しさや色気まで感じさせる神々しさに衝撃を受け、しばし呆然とさせられた。
「鉈彫」という技法もはじめて知った。模様のように鉈で削った跡をそのまま残しておく技法で、主に東国で流行ったらしい。圧巻は宝誌和尚立像(京都・西住寺)だ。顔が裂けた中から観音菩薩の顔が現れる瞬間を像にしたもので、そのインパクトたるや当時の庶民からすれば、「エクソシスト」級であったろう。
展示の後半は江戸時代の円空と木喰による独特の仏像がズラリ。これって信仰というより大衆芸術というか…もちろん、当時の庶民の信仰を支えたのは確かだろうが、ピカソのような芸術の天才の技と比べるべきものだと思った。見ていて思わず微笑んでしまうね。
内面をリフレッシュさせてくれた良い企画展でした。
夜は池袋の「膳丸」で飲み食いして帰宅。
その後、WWE「スマックダウン」を見たが、特に波乱はなかった。ブギーマンは面白かったけど。
























