坂本龍馬
池田 敬正
中央公論新社
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多少古い小著だが竜馬の評伝としてはお薦めできる坂本龍馬を取り扱った書物では、かなり古い部類になると思うが、彼の事績を知るのには、便利な一冊だ。
筆者の龍馬への思いの強さを感じさせつつ、その実像を描こうとする努力が窺える。図表の類がもう少し添えてあると、より判りやすく読み進めたと思うが、文章自体は平易で、一気に読めると思う。
目次
序:土佐の「飛龍」
Ⅰ生い立ちの時代
町人郷士・坂本家
時代の子~幕末期の土佐藩
河田小龍との出会い~十九世紀の日本
Ⅱ尊攘運動のなかで
武市瑞山とともに
土佐勤王党の結成
「坂龍飛騰」
土佐「勤王年」
勝海舟の下で
尊攘の京都
Ⅲ日本の「独立」のために
神戸海軍操練所の建設
越前藩に使して
土佐勤王党の弾圧
参頂会議の解体
薩摩藩とともに
同志中岡慎太郎
長崎の結社
Ⅳ統一国家をもとめて
薩長同盟の成立
幕長戦争
後藤象二郎との会合
海援隊の結成
「船中八策」
武力討幕か大政奉還か
十一月十五日


