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島原の乱~キリシタン信仰と武装蜂起

島原の乱 (中公新書)
島原の乱 (中公新書)
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神田 千里
中央公論新社
売り上げランキング: 225067
おすすめ度の平均: 4.0
4 キリシタン大名とはどんな人たちだったかということにも触れられる
4 人間は、子どもの時の刷り込みから逃れられないのか?
4 リアルな島原の乱の状況描写
5 戦国の遺風の中での宗教的近親憎悪

島原の乱について、様々な側面から論じている。

戦闘経過を概観する部分は、大坂の陣から二十年を経ているとはいえ、戦国期の合戦の様相を理解するのに大いに役に立つし、乱の背景…宗教や飢饉についてのくだりは、当時の文化や思想にも触れられている。

惜しいのは図や表の類が少ない事かな。簡単な地図は載っているが、原城の構造や布陣図がないのは痛いと思う。

中公新書シリーズの一冊という事で、価格に見合う以上の知識を得られる一冊。


目次

民衆を動かす宗教~序にかえて

第一章:立ち帰るキリシタン
・城下に押寄せる一揆
・終末予言の流布
・天草地域での蜂起

第二章:宗教一揆の実像
・農民一揆か宗教一揆か
・キリシタン大名の宗教政策

第三章:蜂起への道程
・禁教令と島原・天草地域の信仰
・飢饉と信仰

第四章:一揆と城方との抗争
・幕府軍の派遣
・本渡の合戦と富岡城攻防

第五章:原城籠城
・籠城戦へ
・原城の包囲

第六章:一揆と信仰とのつながり
・信仰をめぐる民衆の対立
・戦国大名と宗教

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