BURRN!・1987年6月号
来日公演を控えたRATTが巻頭特集だ。実は当時、私はRATTにはほとんどのめり込む事がなく、レコード、CDの類もほとんど持っていない。聴いてはいたけど…レンタルで済ませていたバンドなんだよね。
インタビュー記事ではリッチー・ブラックモアが面白かった。興味深い事に「将来、ルネッサンス音楽を…」みたいな発言をすでにしていたりする。彼は計画通りに人生を歩んでいるわけだ。大ヒット直前のWHITESNAKE、デヴィッド・カヴァーデイルのインタビューも興味深い。
後はFOREIGHNERのルー・グラムとか…この頃はミック・ジョーンズとの関係が険悪だったらしく、ストレートな発言が多くてビックリ。MEGADETHの両デイヴもブッ飛んだムステインに理性的なフォローをいれるエレフソンと、この頃はインタビューでも良いコンビだった。
HELLOWEENのインタビューも本号が初めてだと思ったが、発言が初々しい。でも、馬鹿ではないというか、成功しそうな雰囲気は、この時点で既に感じられたね。
IRON MAIDENのライヴ・レポートはたまげたなぁ。今見てみると、ブルースがなかなか奇妙な格好をしている。写真記事では、他にもジャンボ・マシンダーに囲まれたカーク・ハメットには、受けたというか、親近感を抱いたものでした。
特集は日本のメタル・バンド…自分は全く入れ込んでおらず、恐らく、この記事も当時読んではいないし、今さら、読み返す気もない。恐らく、ここに掲載されていたバンドではOUTRAGE以外は存在していないと思うのだが…。
林洋子記者のリポートは勉強になりました。考えてみると近年のBURRN!誌にはこういう要素がないな。まぁ、音楽雑誌が社会問題扱って売り上げ伸びるか?と言われれば首を捻らざるを得ないけど。
レコード・レビューは今となって振り返ると、この頃は豪華だねぇ。良く覚えているのはDRIVERだね。何度聴いても良さがわからなかった(苦笑)。本作で、スーパー・バンドが必ずしも素晴らしい作品を作り出すわけではないという事を学んだね。あと"TRIBUTE"は本当に泣いた。GUNS N'ROSESはまさかにあれ程の成功を納めるとは、予想だにしなかった。よほどLIZZY BORDENの方がブレイクすると思ってました。
表紙&巻頭特集:RATT
インタビュー:
RITCHIE BLACKMORE
HELLOWEEN
OVER KILL
LOU GRAMM
PRETTY MAIDS
E・Z・O
RAVEN
BRIGHTON ROCK
POISON
MADISON
MEGADETH
DAVID COVERDALE
SCOTT 'NOT' IAN
LIVE REPORT:
IRON MAIDEN
METAL FOCUS:
DEF LEPPARD
KIRK HAMMETT
NIGHT RANGER
VOW WOW
HM PIX NEWS:
DEE SNIDER & GRACE SLICK
DRIVER
MARK FARNER
特集:
・JAPANESE HEAVY METAL SCENE'87(PARTⅠ)
・YOKO記者のNYリポート~宗教問題(PARTⅠ)
・サンディエゴ物語(最終回)
READY 4 ACTION:
VINNIE MOORE
LION
VOI VOD
ALICE COOPER
STAR IS BURRN!
RECKLESS
HAWK
CHARON
DOOM
MAD MAX
ADRENARIN O.D.
主なニュース:
・ROUGH CUTTからポール・ショーティノが脱退した。
・MOTLEY CRUEのトミー・リーが骨折した。
・METALLICAのジェイムズ・ヘットフィールドが骨折した。
・SLAYERにデイヴ・ロンバードが復帰した。
・LIZZY BORDENに新ギタリストとしてジェシー(ジョー)・ホルムズが加入した。
・イングヴェイ・マルムスティーンの新ヴォーカリストとして、マーク・ウェイツ(ボールズ)が加入した。
・VANDENBERGが解散した。
・コージー・パウエルがE,L & Pを脱退した。
主なレコード・レビュー:
THE CULT:"ELECTRIC"
GUNS N' ROSES:"LIVE!?LIKE A SUICIDE"
HEART:"BAD ANIMALS"
LIZZY BORDEN:"TERROR RISING"
MACALPINE,ALDRIDGE,ROCK,SARZO:"PROJECT DRIVER"
MANOWAR:"FIGHTING OF THE WORLD"
OVER KILL:"TAKING OVER"
OZZY OSBOURNE,RANDY RHOADS:"TRIBUTE"
VOIVOD:"KILLING TECHNOLOGY"
ポスター:CINDERELLA
