戦争の日本史14~一向一揆と石山合戦
一向一揆と石山合戦 (戦争の日本史 14)
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神田 千里
吉川弘文館
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日本の歴史上、最大規模の宗教戦争となった一向一揆を取り上げている。
この「戦争の日本史」シリーズ全23冊の中でも、宗教闘争をまとめて一冊としたのはこれだけであり、その存在自体が日本の歴史上際立った者であるとの印象を受ける。
ただ、読み進めていくと一概に宗教戦争であったとも言い難い部分も浮き彫りにされていく。結局、世界史の中でも日本という国は特異なものを持っていると言う事を再確認できると思う。
イメージとして信仰によって強固な団結を誇ったようにみえる一向一揆も、実際にはそうでもなかったようだし…
石山本願寺明け渡し後の本願寺の動向にも触れており、自分はその辺りが特に勉強になった。
目次:
一向一揆とは何か~プロローグ
Ⅰ 一向一揆像の変遷
1、創られた一揆像
2、新たな一揆像の可能性
Ⅱ 加賀一向一揆の展開
1、蓮如の北陸布教
2、文明六年の加賀一向一揆
3、長享一揆
4、永正の争乱
Ⅲ 享禄・天文期の一向一揆
1、畿内門徒の蜂起
2、幕府体制への回帰
Ⅳ 石山合戦
1、義昭・信長政権との戦い
2、伊勢長島・越前の一向一揆
3、大坂籠城と勅命講和
Ⅴ 一向一揆の行方
1、織豊政権下の本願寺教団
2、加賀藩と本願寺教団
寺壇の信心~エピローグ
