武士はなぜ歌を詠むか~鎌倉将軍から戦国大名まで
武士はなぜ歌を詠むか 鎌倉将軍から戦国大名まで (角川叢書 40)
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小川 剛生
角川学芸出版
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文学、和歌の側面から武家社会を捉えている。強引というか、贔屓目に過ぎるのでは?と思える解釈も見られるが、興味深い視点ではある。浅い知識で書ける本ではないので、読み進めながら、感心してしまった。
正直、自分にとってはかなり難解な内容であった(和歌は苦手…)が、それだけにとても勉強になった。宗尊親王の歌を読むにつけ、自分も和歌を勉強してみたくなりました。
最近だと五輪もそうだが、文化が人の心ばかりではなく、政治に及ぼす影響、力という事に関して、考えさせられる内容だ。
序章 源氏将軍と和歌
第一章 歌人将軍の統治の夢~宗尊親王と鎌倉歌壇
第一節 多幸の親王将軍
第二節 鎌倉歌壇の最盛期
第三節 失脚と余生
第四節 宗尊親王和歌の特質
第二章 乱世の和歌と信仰~足利尊氏と南北朝動乱
第一節 尊氏青年期の和歌的環境
第二節 神仏への祈願と和歌
第三節 鎌倉将軍と京都歌壇
第四節 戦陣における和歌
第三章 武蔵野の城館と歌人~太田道灌と国人領主
第一節 鎌倉府の落日
第二節 五十子陣の攻防
第三節 江戸城に集う武将と歌人
第四節 道灌の和歌事蹟を求めて
第四章 流浪の歌道師範~冷泉為和の見た戦国大名
第一節 室町後期の冷泉家
第二節 歌道門弟の育成
第三節 「田舎わたらい」の日々
第四節 戦国大名の和歌の実力
終章


