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地震の日本史

地震の日本史―大地は何を語るのか (中公新書 1922)
寒川 旭
中央公論新社 (2007/11)
売り上げランキング: 1503

日本史を地震という側面からたどった一冊。

日本列島に住んでいる限り、地震は最も身近で防ぐ手段のない災害なので、先人たちがこうした事態にどう対処してきたのかを読むのは興味深い。

古代から2007年の新潟県中越沖地震まで、時系列を辿って国内の地震の記録、そして考古学、発掘による裏づけを淡々と照らし合わせていくだけの内容だが、時代が進んでくるにつれ、史料も増えていき、被害の詳細が明らかになって来るわけで、次第に読んでる側には恐怖の念が沸きあがってくる。

そもそも、自分が生まれてからだけでも、国内でこれだけ頻繁に大地震が発生していたという事実を読むにつけ、人間の記憶というのは風化してしまうんだなぁ…としみじみ思った。


 目次
はじめに
第一章 縄文時代~古墳時代
第二章 飛鳥~平安時代中期
第三章 平安時代後期~室町時代
第四章 安土桃山時代
第五章 江戸時代
第六章 江戸時代末期
第七章 近・現代
終章  二十一世紀の地震

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